自己免疫性肝炎になった

2019年10月に自己免疫性肝炎と診断された人の記録。

アザチオプリンについて

新しく処方されることになったアザチオプリン(製品名イムラン・アザニン等)についてまとめておく。

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概説

体の免疫を抑える薬。

臓器移植後の拒絶反応の抑制のほか、クローン病潰瘍性大腸炎膠原病、自己免疫性肝炎などの治療に用いる。

 

働きとしては上記のように様々なので、ここでは自己免疫性肝炎に関わるところだけ記述してく。

 

作用

プレドニンなどのステロイド薬による治療が標準治療だが、人によっては良い効果が得られないことがある。そのような場合に使用し、血清トランスアミナーゼを正常化させ、再燃を防ぐ。

 

特徴

細胞の核酸合成を阻害する「代謝拮抗薬」の部類。

免疫を担当するリンパ球だけでなく、他の細胞にも強く作用するため、骨髄抑制や肝障害などの副作用が出やすいのが欠点。

自己免疫性肝炎には2018年から保険適用となった。

 

用法・容量

1-2mg/kg/日 相当量。通常成人では50-100mgを経口投与する。

治療効果が認められた際には効果を維持できる最低用量まで減量することを検討する。また、 6 ヵ月投与しても治療効果があらわれない場合には、投与継続の要否を検討する。

 

使用上の注意
  • 骨髄機能抑制、肝機能障害等の重篤な副作用が起こることがあるので、投与初期は 1 ~ 2 週間ごとを目安に臨床検査(血液検査、肝機能、腎機能検査等)を行う。
  • 感染症、出血傾向の発現又は増悪に十分注意する。
  • 水痘・帯状疱疹に感染すると致命的な経過をたどることがある。
  • 生ワクチン(麻疹・風疹・水痘・ポリオ・BCGなど)の接種は禁忌。
    免疫抑制下でで生ワクチンを接種すると増殖し、発症する恐れがある。
  • 不活化ワクチン(インフルエンザ・HPV・日本脳炎B型肝炎など)は併用注意。
    免疫抑制作用によって不活化ワクチンの作用を減弱させ、ワクチンに対する免疫が得られない可能性がある。
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。可能な限り、投与期間中の妊娠を避けさせることが望ましい。(ヒトで胎盤を通過することが報告されている。)
    男性も投与期間中はパートナーの妊娠を避けさせることが望ましい。(動物実験にて遺伝毒性が報告されている。)
  • 感染症にかかりやすいため、外出時はマスクの着用、手洗いうがいを行う。また、人混みはできる限り避ける。
  • わずかな傷や打ち身でも血が止まりにくくなる可能性がある。
  • できる限り皮膚を日光にさらさないようにし、日焼け止めクリームなどを使用する。

【9/21追記】

ワクチン関係についてDr.に確認してみた。

生ワクチン禁忌とあるけど絶対に打ってはいけないというわけではない。

なので、コロナのmRNAやインフルエンザの不活化ワクチンなども打つなら打っても良い。

免疫抑制剤といっても今の内服量は50mgなので、完全に免疫力がなくなるわけではなく、全く抗体ができないということでもない。

過去に打ったものも同様で、生涯免疫が獲得できるようなワクチンの抗体は残っている。

ただ、注意が必要とある帯状疱疹は、神経内に潜んでいるウィルスが活性化して引き起こされるものなので、ワクチンを打ったからかからないというものでもない。

ナーバスになる必要はないけど、基本的な感染対策はきちんと行うに越したことはない。

 

副作用

【重い副作用】 

  • 重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向。
  • 重い感染症..発熱、寒気、だるさ、食欲不振、のどの痛み、咳や痰、息苦しい、嘔吐、下痢、皮膚発赤・小水疱・ピリピリ痛い、水ぶくれ、できもの。
  • 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
  • 間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。
  • リンパ腫、皮膚がん、その他の悪性腫瘍..リンパ節のはれ、発熱、食欲不振、体重減少、出血傾向、皮膚にできもの、ホクロの異常(かゆい、痛い、出血、潰瘍)。
  • 白質脳症..頭痛、もの忘れ、ボーとする、歩行時のふらつき、手足のしびれ・まひ、うまく話せない、動作がにぶる、けいれん、二重に見える、見えにくい。


【その他】

  • 食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢
  • 発疹、関節痛、筋肉痛
  • 脱毛、口内炎、舌炎

とくに注意が必要なのは、骨髄抑制にともなう血液障害と肝障害、それとウイルス性肝炎の再発を含め、各種の感染症。皮下出血など出血傾向、発熱やのどの痛み、皮膚の発赤や水ぶくれ、皮膚や白目が黄色くなるといった症状に注意。

そのほか、食欲不振、吐き気、嘔吐などもかなりの頻度でみられる。

すぐに起こる副作用ではないが、将来的に白血病やリンパ腫、皮膚がんなどの悪性腫瘍の発現リスクが少し高まる可能性がある。

 

 

飲み始めて1週間の今のところでは特に副作用にあるような症状は感じていないが、今後日常生活の中での感染症や、紫外線(日向ぼっこ大好きなので)などは、ある程度は自己防衛できる範囲なので気をつけようと思う。

他にも白血球の減少も気になるところ。